私達の暮らしを支える公共施設、建築物や構造物を自然との調和をはかりながら作り上げていく技術が建設技術です。単に構造物を作り上げるだけではなく環境との共存が求められる時代となっています。土木・建築共通の専門基礎知識を幅広く学んだ上で、実践的かつ想像力豊かな建設技術者を育てます。そのために、橋、道路、川、ダムなどの社会基盤整備を中心とした「土木」と、住宅・ビルなどの空間をデザインする「建築」を総合的に学ぶことのできる土木・建築総合学科です。
平成20年度より高知県内で初めて、卒業時に2級建築士の受験資格も得られるようになり、今後ますます活躍の場が広がるでしょう。卒業後の進路としては、県内だけではなく県外企業へも就職しています。就職難といわれるなかですが、毎年たくさんの求人があり就職率100%が続いています。また最近ではクラスの半数近くが大学へ編入しており、建設技術に魅了され研究を続けようという学生が増えています。このように就職、進学ともの高い評価を受けている環境都市デザイン工学科です。